市民の皆様におかれましては、日頃より新型コロナウイルス感染症の感染予防に対しまして、ご理解とご協力をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
ご存知のとおり、現在、首都圏をはじめ、全国的に感染が急速に再拡大しており、「第3波」と言われる憂慮すべき状況にあります。
本市におきましても、日ごとに感染者が増加している中、八代市立千丁小学校におきまして、教職員1名及び児童4名の計5名の陽性が確認されたことにより、本日、本市初めてのクラスター(感染者集団)に認定されました。
(※保健所からクラスターに認定されたことにより、県が学校名を公表されましたので、本市もそれに伴い学校名を公表いたします。)
経緯としましては、19日に当該教職員の陽性が確認されたため、翌20日に受け持っていたクラスの児童全員と教職員のPCR検査を実施したところ、児童4名の感染が判明したものです。
なお、千丁小学校につきましては、当面の間、臨時休業とし、本日から全校生徒を対象に希望者へのPCR検査を実施しているところです。
当該小学校を含め、感染された方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。
新型コロナウイルス感染症については、いつ誰がどこで感染してもおかしくない状況にあります。市民の皆様におかれましては、引き続き感染予防に努めていただきますとともに、感染者の方々はもちろんのこと、学校の児童や職員、そのご家族の皆様に対する不当な差別や偏見、いじめ、SNSでの誹謗中傷等が絶対にないよう、格段のご配慮をお願いします。
本市としましても、関係機関と連携し、プライバシーや人権に最大限配慮しながら早期に正確な情報を発信するよう努めるとともに、引き続き感染拡大防止に全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
令和2年12月21日
八代市長 中村 博生