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八代保健所管内における新型コロナウイルス感染症患者発生を受けての市長メッセージ

最終更新日:

 新聞報道等でご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、7月16日に、八代保健所管内で初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。

 

 熊本県の発表によりますと、感染者は神奈川県に住む30代男性の報道関係者で、7月13日に羽田空港から熊本入りし、レンタカーやタクシーで移動しながら、15日までに人吉市及び多良木町の避難所の外観撮影や、本市の桜十字ホールやつしろ、人吉市及び球磨村の被災現場での撮影等に従事されたとのことであります。

 

 また、16日に時事通信社より、今回の感染者が同社のカメラマンであること、取材活動中はマスクを常時着用し、基本的には距離を取って撮影していた旨の発表をされました。

 

 滞在中は、八代保健所管内のホテル(※ホテル名は公表されておりません)に宿泊されていたとのことですが、利用されたホテル2か所、レンタカー及びタクシーについては、消毒が完了しております。

 

 本日、18日現在における濃厚接触者は、同僚1名、タクシー運転手1名及びホテルでの朝食時に会話した報道関係者1名の計3名で、うち同僚とタクシー運転手は、PCR検査の結果「陰性」、もう1名の報道関係者(※県外、自宅待機中)は、今後PCR検査予定とのことであります。
 
 感染されたカメラマンは、被災現場の撮影を中心に活動され、避難所など取材先での濃厚接触は現在確認されておりませんが、県が濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を実施しておられます。

 

 市民の皆様のご理解とご協力を得ながら、感染発生防止に向けて、全力で取り組んできた中、管内で初めてとなる感染者の発生により、市民の皆様も動揺されておられることかと思いますが、憶測によるデマや誤った情報に惑わされたり、拡散したりされることがないよう、冷静な行動をお願いします。

 

 現在、首都圏を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあります。市民の皆様におかれましては、第2、第3の感染者を出さないために、咳エチケットや手洗いの励行、「新しい生活様式」の実践などを徹底していただきますようお願いします。

 

 今回の件を受けまして、昨日より被災者避難所におきましては、熊本県外からの来訪(※公的機関の方、被災者の家族やその関係者は除く)は、控えていただくようお願いしております。

 

 引き続き、避難所運営などの災害対応におきましても、感染防止対策に万全を期してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

            令和2年7月18日
               八代市長 中村 博生

 

 

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