本日、令和2年7月28日に、八代保健所管内居住の2名の方が新型コロナウイルスに感染された旨の情報が、熊本県より公表されました。まずもって、感染された方の一日も早い回復をお祈りいたします。
感染されたのは、本市の小学校に勤務する教職員とその母親ということでありますが、個人の特定につながるおそれがあるなど、プライバシー保護の観点から、小学校名は公表しておりません。
当該教職員が勤務する小学校につきましては、本日より当面の間、臨時休業とし、八代保健所など関係機関の指導を受けながら、学校再開に向けて教室の消毒などの対応を速やかに図ってまいります。
市民の皆様におかれましては、不安を感じておられる方も多いかと思いますが、根拠のない情報に惑わされることなく、冷静な行動をお取りいただくとともに、感染者及びそのご家族のプライバシーに対する格段のご配慮をお願いします。
現在、熊本県を含め、全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にある中で、昨日27日に、蒲島知事が臨時の記者会見を開かれ、「3つの密」のある場及び感染が流行している地域、とりわけ不要不急の県境を越えた移動について、自粛を要請されました。
新たな感染者を出さないために、市民の皆様におかれましては、咳エチケットや手洗いの励行、「新しい生活様式」の実践などを、これまで以上に徹底していただきますようお願いします。
本市としましても、関係機関と連携し、分かりやすく正確な情報発信に努めるとともに、市民の皆様の不安を少しでも解消できるよう、避難所運営などの災害対応を含め、引き続き感染拡大防止に万全を期してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
令和2年7月28日
八代市長 中村 博生