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H26.11.25 市長メッセージ

最終更新日:
 
平成26年11月25日(火)
 
平成26年11月定例市議会 開会1.jpg まず、八代港に関連した動きとしまして、大型クルーズ客船「コスタ・アトランチカ」が、中国上海から2,000名を超える乗客と、800名余りの乗組員を乗せて、初寄港しました。今回、10月18日、19日の2日間、八代港に停泊し、乗客と乗組員の皆様が「やつしろ全国花火競技大会」や県内各地の観光、市内での買い物等を楽しまれ、特に花火大会のツアーに参加された 約800名の皆様は、世界に誇る「八代の花火」を堪能され、大変喜んでいただきました。熊本県及び八代商工会議所の皆様と本市が連携し、粘り強い誘致活動に取り組んだことにより入港が実現したもので、今後も、日中首脳の対話再開による両国の関係改善を追い風に、物流のみならず人流の拠点港として、八代港がアジアに向け大きく飛躍するために、客船の誘致活動等に力を入れてまいります。
 次に、成長著しい東アジアをターゲットとした「八代港・熊本港合同ポートセミナー」を、10月9日に中国「上海」で、11月19日に韓国「釜山」で開催し、荷主企業等の皆様方に対しまして、私自ら「トップセールス」を行いました。現在、八代港におけるコンテナ取扱量は大きな伸びを示しており、今年は、これまで最高だった平成16年を上回るものと見込まれております。中九州の物流拠点として八代港の役割はますます高まっており、県南地域のみならず、熊本県全体や南九州経済の一層の浮揚躍進のために、今後も引き続き八代港を積極的に利用していただけるよう、港湾利用者の皆様方に対しまして、情報提供と利用促進の働きかけを行ってまいります。
 次に、政府におきましては、地方自治体の活性化策を支援する「まち・ひと・しごと創生」に関しまして、自ら知恵を出す自治体を応援する仕組みづくりを進めており、先般、「長期ビジョン」と「総合戦略」の骨子が示されたところです。本市におきましても、国の動きにスピード感を持って対応するため、全庁的な組織である「やつしろ・まち・ひと・しごと対策本部」を9月に設置するとともに、本市の魅力や資源を活かし、地域の特性を反映した「まち・ひと・しごと創生」に関する施策提案等を取りまとめ、先月23日、「自由民主党熊本県支部連合」を通じて、政府に要望書の提出を行いました。また、将来の「地方版総合戦略」の策定にもいち早く対応するため、「八代市まち・ひと・しごとプラン」の策定にも取り組んでおり、「地方創生」を着実に進めるための 準備を始めております。若者が将来に希望を持てる地方の創生に向け、従来の考え方や施策にとらわれることなく、本市の個性を最大限に活かしていけるよう取り組みを進めてまいります。
 次に、「八代妙見祭」の「ユネスコ無形文化遺産」への登録を支援するため、熊本県南広域本部と八代市をはじめ、本市経済界や八代妙見祭保存振興会など、本市の主要な8団体による「ユネスコ支援応援隊」を結成し、10月29日に決起大会を開催しました。2016年度のユネスコ登録に向け、官民一体となった取り組みがスタートできたことを、心から嬉しく、心強く思うとともに、市全体における機運の醸成に繋がることを期待しております。
 次に、11月5日、6日の2日間にわたり、本年度、後期の「政府要望」を行いました。今回の要望では、「まち・ひと・しごとに係る地方創生に関する要望」をはじめ、 
・八代地域の基幹作物である「い草」を守るための各種支援の充実について。
・「八代港の水深14m岸壁に係る航路の早期整備」と「水深12m岸壁の老朽化対策」の促進について。
・坂本地区の河川改修や萩原堤防の補強等による、球磨川水系治水対策の促進について。
・全国森林環境税の創設について。
など、現在、八代が抱えている課題12項目について、国土交通省、財務省、農林水産省等の関係省庁に要望を行いました。また、「西川農林水産大臣」をはじめ「太田国土交通大臣」「平内閣府副大臣」の他、地元選出の国会議員の皆様方にも直接ご対応いただき、それぞれ私から、本市の課題と取り組みについて説明したうえで、必要な国の支援策についてお願いさせていただきました。いずれも、本市にとりまして喫緊の課題ばかりであり、早期解決を目指して、今後も粘り強く国等への要望活動を継続したいと考えております。
 次に、本年度の「行財政評価外部評価委員会」を、10月から11月にかけて3回開催し、一般公募を含む9名の委員の皆様に、18の事業の内部評価について審議いただきました。今後、外部評価委員会から評価結果の報告を受け、「行財政改革推進本部」で検証した後に、来年度の事業計画及び予算編成に反映させてまいります。
 次に、市政に関する具体的テーマについて市民の皆様と直接話しをし、幅広いご意見を市政運営の参考とすることを目的に開催する「市民と市長とのテーマトーク」を、11月11日に実施しました。本テーマトークは、本市の広聴活動の一環として今年度より始めたもので、第1回目となる今回は、手話サークル「八代わかぎ会」並びに「八代市ろう者福祉協会」の皆様方と「聴覚障がい者の福祉について」をテーマに懇談させていただきました。手話ボランティアの皆様の活動状況や、聴覚障がい者の現状等につきまして、大変、貴重なお話を伺うことができ、有意義な懇談となりました。
 次に、「第29回八代市地域審議会」を、11月12日から21日にかけて6地域で順次開催し、「新庁舎建設候補地の優先順位について」並びに「新市建設計画の変更について」諮問いたしました。明日には、各審議会から「答申」をいただく予定であり、結果を本議会にもご説明することとしております。なお、年度内には新庁舎の位置を決定することとしております。
 次に、港湾運送会社の「株式会社上組」が、八代外港工業用地内に物流センターの新設を決定され、今月17日、県庁におきまして立地協定の調印式が行われました。新たな物流センターの建設により、30名の新規雇用が見込まれる他、「南九州向け物流拠点」として、本市の産業活性化と「県南フードバレー構想」の更なる推進に繋がるものと期待しております。
 次に、今月21日、国の文化審議会は文部科学大臣に対し、坂本町深水にあります「走リ水の瀧」を国の名勝に指定するよう答申しました。「走リ水の瀧」は、高さ100メートルに及び、五家荘のせんだん轟と並ぶ本市を代表する滝であり、今後は、国指定文化財として保護とPRに努め、県内外の多くの方々に景観を楽しんでいただけるよう、深水地域振興会の皆様のご協力を仰ぎながら取り組んでまいります。

 次に、毎年開催しております各種イベントについて、ご報告致します。

平成26年11月定例市議会 開会2.jpg まず、「妙見祭」、「九州国際スリーデーマーチ」とともに、本市の三大イベントであります「第27回やつしろ全国花火競技大会」を10月18日に開催し、素晴らしい秋空のもと、全国の有名花火師の皆さんがその技と華麗さを競い合いました。特に、大会の名物となりました「ミュージック花火」や「大玉の連発花火」は約30万の観覧客を魅了し、多くの方から賞賛のお言葉をいただきました。
 次に、「八代市文化祭」が、9月9日の「書道展」から11月9日の「市民合唱祭」まで、約2ヵ月にわたって市内各所で開催されました。期間中、「美術」や「華道」などの展示部門をはじめ「日本舞踊」、「合唱」などの舞台部門に、74団体、1,820名の方々が参加され、日頃の活動の成果を発表されるとともに、約1万人を超える皆様が八代市最大の「文化の祭典」を楽しまれました。
 次に、「妙見祭」の関連行事が11月14日からスタートし、今年で4回目の開催となります「八代演能会」では、妙見祭の笠鉾と縁の深い演目として「能・枕慈童」が披露されました。また16日には、「妙見祭」の後継者育成を目的とした「ちびっこ妙見祭」や「笠鉾組み立て見学ツアー」も開催されております。前夜祭の「御夜」では、本町アーケードに「笠鉾」や「亀蛇」など、妙見祭の出し物が展示された他、八代市内に受け継がれている「芝口棒踊り」や「久連子古代踊り」「坂より上棒踊り」などの伝統芸能が披露され、祭りを盛り上げました。祭り本番の23日は2年連続の晴天となり、多くの観光客で賑わいました。特に今年は、休止しておりました「白和幣」も行列に加わり、約200年前の「妙見宮祭礼絵巻」に描かれている40の出し物が、全て揃っての「神幸行列」となりました。今回、最も華やかであった江戸時代後期の行列が、戦後初めて再現されたことで、2年後のユネスコ登録に向け、一層の弾みになるものと期待しております。
 最後に、毎年の恒例行事となりました「みなとやつしろフェスティバル」をはじめ、「せんちょうい草の里まつり」、東陽町の「しょうが祭り」、坂本町の「ふるさと祭り」等も、それぞれの地域の特徴を活かし、市内外から沢山の参加者や 観光客を集め、賑わいのある「八代の秋」となりました。

以上、市政の動向・各種イベントについて、ご報告させていただきました。
 
 
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