お祭りでんでん館 展示替えをしました
お祭り体感シアターに亀蛇が登場!
令和5年3月17日(金曜日)まで展示中です。
令和3年7月31日にオープンしたお祭りでんでん館。二か月おきの笠鉾展示も笠鉾蜜柑で一回りしてついに殿(しんがり)、亀蛇の登場となりました。
亀蛇は、亀と蛇が合体した想像上の生き物と言われます。また、妙見が海を渡って来たときの乗り物だという伝承があります。妙見は、北極星を神格化した存在です。昔の人たちは北の空でひときわ輝く北極星を特別な星と考え、それを神さまにしたのが妙見なのです。そして亀蛇は、北の方角の守護神「玄武」。それで亀蛇は妙見さんの乗り物だっていう伝説が作られました。
妙見祭の亀蛇の顔をよ~く見てみると、眉の上に貝殻が埋め込まれています。また、亀蛇の「腰巻」と呼ばれる幕には波の模様が描かれ、どちらも亀蛇が海を渡って来たことを表しているそうです。腰巻は令和4年3月に新しく作られたばかりです。でんでん館でじっくりご覧ください。亀蛇とのツーショット撮影もOKです。

【お宝ギャラリー】
令和5年4月2日(日曜日)まで 笠鉾猩々の水引幕「白塩瀬地巌波に千鳥模様繍水引幕」を展示中です。
巌に打ち付ける波、その波間を飛ぶ千鳥が刺繍された幕です。幕端の刺繍から大阪で制作されたことがわかります。
笠鉾猩々の装飾は、謡曲「猩々」が元になっていますが、話の中で猩々は海中に棲んでいて水上で酒を飲みながら舞い踊ります。
その状況を思い起こさせるような模様です。

【お宝ギャラリー 民俗芸能の魅力紹介~植柳盆踊り・棒踊り~】 令和5年4月9日(日曜日)まで、八代市内の民俗芸能の中から「植柳盆踊り・棒踊り」を紹介しています。
植柳盆通りと棒踊りは、植柳地区に伝承される芸能で、盆踊りは毎年8月14日の盆の夜に地域の人によって踊られています。
展示室では、植柳盆踊りの特徴でもある衣装や、盆踊りで歌われる口説きをまとめた口説き本(写本)、棒踊りの衣装などを紹介しています。
また、植柳盆踊りの映像も見ることができます。(全部で約20分間)


2階展示室の様子 植柳盆踊りの衣装
★★お祭りでんでん館★★
◆展示棟開館時間 9時00分~17時00分 (入館は16時30分まで)
◆休館日 月曜日(月曜日が祝日・休日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
◆観覧料 大人 300円/高・大生 200円/中学生以下無料
※20人以上の団体は二割引き
◆問い合わせ先 0965-37-8737
八代市西松江城町1-47