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田川内関と田川内城跡(市指定)

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所在地・・・日奈久新田町
 田川内城は南北朝時代の山城(やまじろ)です。
 名和家の家臣園田宗林(そのだそうりん)の居城でしたが、宗林が千代永(ちよなが)城主桑原能登守(くわばらのとのかみ)との戦いに敗れて戦死したため、阿蘇家の家臣である草壁文右衛門(くさかべぶんえもん)が城主となったと伝えられています。
 城跡は竹之内峠から北西に伸びる山稜の独立丘陵上(標高約40m)に位置しており「城の山」と呼ばれています。
 城の遺構は、堀切と丘陵北側に「城頭(しろのあたま)」と呼ばれるキノコ型の平坦地が残っています。
 城の西麓では大型の五輪塔が発見されており、また、城から150mほど西側の集落には「馬場(ばば)」「往還下(おうかんした)」など城に関連する地名も残っています。


名称・・・・・・・・・田川内関と田川内城跡(たのかわちせきとたのかわちじょうあと)
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・記念物・城跡
指定年月日・・・昭和40年4月12日


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