八代新地大鞘節
地域・・・千丁町古閑出
千丁町の八代新地地区は、安政2年(1855)に細川刑部家(熊本城二の丸に屋敷があった)と八代城主松井家の催合新地によって築造された干拓地です。文政2年(1819)に完成した「四百町新地」干拓工事から生まれた「大鞘節」が伝わり、八代新地大鞘節として伝承されています。
「大鞘」とは樋門(排水と海水の逆流防止のための施設)を強くするための二重の石垣のことで、四百町新地築造時に築かれた樋門が大きく立派だったことからその長あります。大鞘樋門群(熊本県指定史跡)は八代新地地区に隣接し、「大鞘樋門発祥之地」の記念碑が建てられています。
名称・・・・・・八代新地大鞘節(やつしろしんちおざやぶし)
指定区分・・・・市指定無形民俗文化財
指定種別・・・・無形民俗文化財
指定年月日・・・平成17年4月1日
保護団体・・・・八代新地大鞘節保存会
公開日・・・・・地域のイベントなど
指定文化財一覧に戻る