有形文化財とは
有形文化財とは、建造物、絵画、彫刻、書跡、典籍、古文書等の有形の文化的所産で、歴史上又は芸術上価値の高いもの、考古資料及びその他の学術上価値の高い歴史資料をいいます。
このうち、建造物以外のものを総称して
『美術工芸品』と呼んでいます。
国は有形文化財のうち、重要なものを
『重要文化財』に指定し、さらに世界文化の見地から特に価値の高いものを
『国宝』に指定して保護しています。
また、国は有形文化財のうち、保存と活用が特に必要なものを
『登録有形文化財』に登録しています。
なお、平成16年の文化財保護法改正により、美術工芸品や記念物、有形民俗文化財も登録制度の対象になりました。