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鍛冶屋下橋(市指定)

最終更新日:

 

所在地・・・東陽町北字西原
鍛冶屋下橋.jpg
 藤原林七が高度な技術に挑戦した最高傑作です。これを完成したことにより、アーチ型の目鑑橋の技術が確立したと言えるでしょう。
 5項目で申しますと、
①拱矢比5に近いアーチ橋では輪石の加工精度を高くする。
②基礎部分が岩盤である。
③川の流れから直撃を受けない場所にする。
④溶結凝灰岩が最適な石材である。
⑤輪石の厚さが橋の強度をきめる。
 これは、大地の自然を大切にし、気候条件も考えて、自然と共に生きる橋として誕生しています。
 これだけの技術を引き継いだ嘉八と三五郎が次代を背負い、技術を高めていきます。これより14年後は文政元年(1818年)ですが、25歳になった三五郎により、砥用町に雄亀滝橋が架設され、30町歩を上回る新田が誕生しています。もちろん水路橋です。
 通潤橋は更に36年後、丈八の設計で完成し「橋本姓」を戴きました。


名称・・・・・・・・・鍛冶屋下橋(かじやしもばし)
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・有形文化財・建造物
指定年月日・・・昭和63年3月1日


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