地区防災計画の作成に関する基礎知識、技術を習得し、防災士としてのスキルアップを図るとともに、自主防災会に対して計画の周知・啓発・指導を行うことができる人材を養成することを目的に、熊本県知事公室危機管理防災課のご協力のもと、令和5年8月23日（水曜日）に八代市役所本庁舎において『地区防災計画作成指導研修会』を実施し、八代市登録防災士22名にご参加いただきました。参加した皆さんは、計画の作成や指導ポイントについて、熱心に学んでいらっしゃいました。
自主防災会は、いざというときに地域ごとに効果的な防災活動を実施できるようにすることが重要です。そのためには、地区の特性を踏まえた実践的な「地区防災計画」の作成を行い、また、作成を通じて地域における共助の意識を醸成し、人材育成を進めることによって、総合的に地域防災力を向上させることが必要となります。
令和5年9月5～7日に八代市内の自主防災会を対象とした地区防災計画作成研修会の開催を予定しており、八代市登録防災士の方々に研修会のサポートを行っていただきます。
〈参加者からの感想〉
・実際に5日～7日の計画作成時に更に理解を深めながら地区の方々と学習し、地域に役立てたい。
・八代市登録防災士の活用として、効果的な企画と感じた。
・地区防災計画の作成時は、実現できることにしぼることが大切だと理解した。
・計画作成時には各組織の意見を尊重した計画が作成できればと思う。
・地区として「できること・実行すること」を目標として掲げ、計画の実行性と地区の組織力を高めるように計画を立てれればと思う。
・自主防災会への研修時には様々な事例を参考として紹介すると、取り組む方向性が見えて、更に理解しやすい研修になると思う。
