全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会
11月24日、東京都で全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会が開催され、熊本県代表として八代工業高校定時制の作馬健太さん（4年）が出場しました。
同大会は全国の定時制・通信制高校で学ぶ生徒が学校生活をとおして、感じ、学んだ体験を発表し、多くの人に感動と励ましを与えることを目的としています。大会には全国の各県代表ら58人が出場。作馬さんは上位入賞し、読売新聞社賞を受賞しました。
高校を中途退学し3年間引きこもり生活を送っていた作馬さんは、高校を卒業してほしいという亡くなった父親の遺志を叶えたいと思い、八代工業高校の定時制に入学しました。最初は単位を落とすなど順調にいかないこともありましたが、幼い頃に父としていたバドミントンに打ち込み全国大会に出場したことなど、この8年間の自分自身の体験を発表し多くの人に感動を与えました。
作馬さんは「まさか自分が入賞するとは思ってなくてびっくりしました。この経験を生かして今後は何事にも挑戦したいです」と入賞を喜びました。
入賞した作馬さん