部落解放第31回熊本県研究集会
11月24日、25日に総合体育館をメイン会場に部落解放第31回熊本県研究集会が開催されました。この集会は部落問題の正しい理解と認識を深め、同和問題をはじめとしたさまざまな人権問題の早期解決を目的に県内各地で毎年開かれ、本市では11年ぶりの開催となりました。
開会式で中村博生市長が「一人一人が人権に対して自分の問題と捉え、誰もがいきいきと暮らしやすい街をつくらないといけません」とあいさつ。今年は「差別と戦争に反対し、格差と貧困の打破と社会連帯をめざして部落解放運動の新たな飛躍をかちとろう」をテーマに民間団体や行政、学校関係者など約2,700人が参加しました。
24日は部落解放同盟中央本部の組坂繁之中央執行委員長による「世界人権宣言70周年と反差別国際運動創立30周年について」をテーマにした講演などが行われ、参加者は人権について理解を深めました。
組坂中央執行委員長による講演