イグサ・い製品の高品質化と加工技術向上を図る
第44回熊本県い業大会
10月19日、八代ホワイトパレスで第44回熊本県い業大会が行われました。
これは、い業生産者の生産意欲の高揚と畳表の高品質化、加工技術の向上を図り、県産畳表のブランド確立を推進するものです。
イグサ・い製品品評会にはイグサ部門に131点、い製品部門に128点が出品され、イグサ部門では古川誠二さん(三江湖町)、い製品部門では小嶋新吾さん(千丁町)が農林水産大臣賞を受賞しました。古川さんは「今後もいいものを作り続けて行きたい」、小嶋さんは「皆さんのおかげで受賞できた。将来につなげていけるよう頑張りたい」と喜びを語りました。
審査長を務めた熊本県アグリシステム総合研究所の中島豪所長は「イグサ部門では昨年より元白が少なく充実した良好なイグサが収穫されたことがうかがえ、い製品部門では元白が少なく全体として丁寧に製織された品質の良い製品が多く、畳表加工のレベルの高さを感じた」と審査報告を行いました。
入賞者の皆さん
入賞したイグサとい製品が展示されました