ものづくり体験教室
八代工業高校電気科の生徒が講師となって中学生10人と「音に反応する電子工作」を製作する「ものづくり体験教室」が10月20日、同校で開催されました。
同教室は生徒が中学生と一緒になってものづくりの技能に関する体験学習を行うことにより、ものづくり離れの解消や高度技能の後継者の育成を目的としています。
講師となった高校生8人は自分たちで意見を出し合って、中学生にも分かりやすく簡単に製作できるように話し合いを重ねて資料や部品を準備しました。音に反応する電子工作は声を発したときの空気の振動に反応してLEDが点灯するもので、中学生は、はんだ付けなど高校生のアドバイスを聞きながら電子工作を作り上げました。
白石翔龍さん(第五中3年)が「初めて使う機械もあり難しいところもありましたが、高校生がとても頼りになり完成させることができました」と話すと、リーダーの太田至音さん(八代工業高校3年)は「人に教えることの楽しさや難しさを学びました」と話しました。
高校生に教えてもらいながらはんだ付けをする中学生