第19回九月は日奈久で山頭火オープニング
9月1日、第19回九月は日奈久で山頭火のオープニングが行われ、関係者や地元住民らで会場の日奈久ゆめ倉庫は満員になりました。
これは放浪の俳人種田山頭火が日奈久を訪れた際に「一生うごきたくない」と行乞記に記して、日奈久温泉を賞賛したことを記念して毎年開催されているものです。
開会式後、保育園児による太鼓や楽器の演奏、日奈久小学校児童によるダンスなどのステージ発表が行われ、子どもたちが一生懸命発表する姿に会場からは大きな拍手が送られました。絵手紙・俳画作品展の表彰や日奈久中学校生徒の俳句紹介では、日奈久のことを表現した作品が紹介され、来場者は日奈久の風情を感じていました。
絵手紙・俳画作品展で金波楼を描き、特選を受賞した牛島真尋さん(日奈久中1年)は「絵が大好きで、みんなに日奈久のいいところを知ってほしいという思いで描きました。日奈久は温泉や旅館が多く、人が優しいのでたくさんの人に訪れてほしいです」と話しました。
9月の日奈久は「山頭火シンポジウム」や「山頭火ウォーク」などさまざまなイベントが予定され、約1カ月間山頭火一色に染まります。
種田山頭火などの衣装でステージに立つ園児
絵手紙・俳画作品展で特選の作品