八代発ベンチャー「MIRAIBAR」設立に伴う立地協定締結
兵庫県姫路市に本社を置く電子部品製造の神田工業(鏡町)は、IoT関連の社内ベンチャー企業「MIRAIBAR」を設立し、事業の本格的なスタートにあたり、5月25日に熊本県庁で県の立会いのもと本市と立地協定を締結しました。
神田工業は、これまで世界最薄のBLEビーコン(近距離無線通信用発信機)の開発を進めてきており、本ビジネスを本格化させる目的でMIRAIBARを立ち上げ、スマホアプリと共にBLEビーコンの開発、販売を手掛けていくことになります。
中村博生市長が「30数年前に立地していただいた神田工業との長いつながりの中で、研究開発の拠点となるIoT関連企業を本市に開設していただいたことに感謝申し上げたい」と話すと、代表取締役の玉水陽規CEOは「震災復興後の地元を盛り上げ、新たなツールで県や八代の観光を支援し、世界に羽ばたく企業を目指したい」と抱負を述べました。
将来的には、2020年に売上2億円と新規雇用創出を予定しています。
左から県新産業振興局村井局長、MIRAIBAR高島会長、同社玉水CEO、中村市長