天下人も愛した能楽コレクションが、八代へ
博物館春季特別展覧会「能面乱舞-八代城主松井家伝来能楽コレクション-」
4月20日、春季特別展覧会「能面乱舞―八代城主松井家伝来能楽コレクションー」の開会式が市立博物館で開催されました。
室町時代から600年の歴史を持ち、平成20年にはユネスコ無形文化遺産に登録された世界に誇る古典芸能、「能楽」。この展覧会では、松井家歴代も愛したことで伝来した全国屈指の能面や能装束、楽器、謡本など98件を展示しています。
初日の開会式で、松井葵之館長は「全国屈指の能楽コレクションを八代で大規模に公開するのは初めての機会です。多くの人に堪能してもらいたい」と話しました。
会場を訪れた人たちは、博物館学芸員の解説を聞きながら、さまざまな表情を見せる能面を興味深く鑑賞しました。
この展覧会は、6月3日まで開催されます。
▲関係者によるテープカットで特別展覧会がスタート
▲能面の解説に聞き入る来館者
▲能装束の解説に聞き入る来館者