吉祥文様で幸せに
平成29年度冬季特別展覧会「福よ来い」
2月9日、冬季特別展覧会「福よ来い-吉祥文様の世界-」が市立博物館で始まりました。昔の人は、さまざまなものに「縁起の良さ・めでたさ」を見出し、文様(模様)として表してきました。これを「吉祥文様」といいます。
この展覧会は、博物館と松井文庫の所蔵品の中から、吉祥文様がちりばめられた絵画・陶磁器・衣装などの美術工芸品約60点を紹介する内容です。
初日の開会式では、松井葵之館長が「熊本地震発生後、文化による心の復興に取り組んできました。今回は、縁起が良い吉祥文様を楽しんでいただきたい」とあいさつ。その後関係者によるテープカットが行われ、特別展覧会がスタートしました。
会場を訪れた人たちは、博物館学芸員の解説を聞きながら、長寿の象徴「鶴亀」や出世のシンボル「鯉」、宝物を集めた「宝尽くし」などを興味深く鑑賞しました。
この展覧会は、3月18日(日曜日)まで開催されます。
▲関係者によるテープカットで特別展覧会がスタート
▲博物館学芸員の解説に聞き入る来館者