宮地紙漉き和紙の歴史と暮らしにふれる
八代・宮地紙漉きの里、紙と水辺のくらしを歩く
1月28日、宮地地区で「まち歩きイベント 八代・宮地紙すきの里、紙と水辺のくらしを歩く」が開催され、市内外から18人が参加しました。
これは「八代宮地紙漉きの里を次世代につなぐ研究会」が宮地地区に約400年前から伝承される宮地手漉き和紙に触れてもらおうと企画したものです。
同研究会ややつしろ観光ガイド協会のメンバーの案内で、宮地地区の路地や水路を散策。その後、400年前に紙漉きを伝えた矢壁新左衛門の子孫、矢壁政幸さんの紙漉き作業場で和紙の原料や道具などを見学し、昨年引退した紙漉き職人の宮田寛さんの工房跡で宮地和紙を使った工作体験を行いました。参加者たちは箸袋やハガキ、和綴じ本を作り、出来上がった作品を見て、満足そうな表情を浮かべていました。
タイ出身のニチャパット
ウィジャポンさん(中九州短期大学2年)は「景色が綺麗でした。箸袋作りは難しかったけど、楽しかったです」と話しました。
水路を歩く参加者
和紙の原料を叩く「たたき石」(中央下)の説明を聞く参加者
和紙の原料について話す矢壁さん(左)
作成した和綴じ本