記者から見た紛争地で夢をもって生きる子どもたち
第八中学校PTA教育懇談会
12月22日、第八中学校で朝日新聞八代支局長の村上伸一さんが「夢のない世界で、夢をもって生きる子どもたち~記者が見た占領地域(パレスチナ・ガザ)の人々の暮らし~」と題して講演を行い、生徒や保護者ら約100人が参加しました。
村上さんは、記者として数多くの海外赴任の経験があり、ガザなどの紛争地ではイスラエルとパレスチナの対立を取材しました。ガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、周囲をイスラエル軍が封鎖し、自由に人や物の出入りができない状態で、村上さんが取材した街や人の様子を写真で説明すると、生徒たちは真剣な面持ちで聞き入りました。村上さんは「ガザは非常に厳しい現実がある反面、表情が明るい子どもたちが多く、私自身元気づけられました。そこには、苦しくても生きていかなければならないというガザの人々の頑張る姿がありました」と話しました。
ガザの写真説明に聞き入る生徒
講師の朝日新聞社八代支局長の村上伸一さん