八代港国際クルーズ拠点整備事業
耐震強化岸壁着工式
11月25日、八代港外港地区で「八代港国際クルーズ拠点整備事業~耐震強化岸壁着工式~」が行われました。
これは、国際旅客拠点形成港湾の指定を受け、九州中部の大型クルーズ船の受入拠点を目指し、八代港外港地区において、国、県、ロイヤル・カリビアン・クルーズ社による拠点形成を行うものです。国が岸壁と泊地、県が駐車場とふ頭用地、ロイヤル・カリビアン・クルーズ社が旅客ターミナルを整備します。これにより、世界最大級の22万トン級クルーズ船も受け入れが可能になり、県内初の耐震機能を有する岸壁として災害時には救援物資などの補給拠点にもなります。利用開始は2020年春の予定で、年200回の寄港を目指します。
式典には国や県などの関係者約100人が参加し、蒲島郁夫知事が「八代港を世界で最も魅力的な港にしたい。国や県の発展に結びつくことを期待する」とあいさつ。その後、関係者が光嶺保育園の園児と一緒に工事開始のスイッチを押し、くす玉を割って着工を祝いました。
機械のスイッチを押す関係者