笠鉾から祭りの秘密に迫る
秋季特別展覧会「大笠鉾展」
10月20日、秋季特別展覧会「大笠鉾展」が市立博物館で始まりました。
この展覧会は、八代妙見祭ユネスコ無形文化遺産登録を記念して、「笠鉾」をキーワードにそのルーツの拡がりを紹介し、それぞれの地域の祭りの秘密に迫る内容となっています。会場では、八代妙見祭の笠鉾本蝶蕪や20年に一度開催する三ツ山大祭(兵庫県姫路市)の山の伝承のために造られたミニチュア、東濵町の傘鉾(長崎県長崎市)など54点を展示しています。
初日の開会式では、同博物館の松井葵之館長が「各地の祭礼の歴史、文化を見直すきっかけになってほしい」とあいさつ。その後、関係者らによるテープカットが行われました。
会場を訪れた人たちは、博物館学芸員の解説を聞きながら、各地の祭礼の出し物を興味深く鑑賞していました。
この展覧会は11月26日(日曜日)まで行われます。
笠鉾本蝶蕪の解説を聞く来場者
山の伝承のために造られたミニチュア
関係者らによるテープカット
本蝶蕪になりきることができるコーナーもあります