イ草の産地に希望の光
新型ハーベスタ導入開始
6月25日、平岡浩二さん(鏡町)のほ場で、新型ハーベスタが導入され、関係者約20人が生産者を激励しました。ハーベスタは、イ草を刈り取るための機械で、イ草を継続して生産するためには必要不可欠なものです。平成20年に製造中止になっていましたが、官民一体となって製造再開に取り組み、本年度から3年間で100台が導入される予定です。
今回の導入は、日本最大のイ草産地である八代地域の生産意欲の維持・向上に大きく貢献することが期待されています。
新型ハーベスタを導入した平岡さんは「これまでは部品取り用に中古のハーベスタを確保しなければならず、部品によっては修理ができるか悩むこともあったが、これからは安心してイ草を生産できる」と話しました。
※八代地域のイ草栽培面積は598haで、全国のイ草生産の91%(栽培面積ベース)を占めています。
▲関係者が見守る中、新型ハーベスタが稼働
▲今後の抱負を話す平岡さん