熊本地震を教訓に
「震災から1年 防災について語ろう」
4月15日、松高自治協議会の主催のもと「震災から1年 防災について語ろう」が、松高コミュニティセンターで開催され、地元住民ら約60人が参加しました。
同協議会の田中政美会長は「昨年4月に発生した熊本地震を教訓に、震災で経験したことを忘れることなく、後世に引き継いでいきましょう」とあいさつしました。
その後、避難所生活で苦労したことや改善すべき点などについて体験をとおして対話が行われ、「救援物資に限りがあり、避難者同志の話し合いの末、子どもと高齢者を優先に行った」、「身内が車いすでの移動を余儀なくされているため、避難所での生活が不安であった」などの意見が交わされました。
同センターでは、この他に災害時のビデオ上映や八代消防署員の指導による心臓マッサージ、AEDを使用した講習などを行い、地元住民らは防災について改めて認識できる1日となりました。
▲班ごとに意見を出し合う参加者
▲心臓マッサージやAEDを使用した心肺蘇生法に取り組む参加者