家族・初心者向けのバードウォッチング
球磨川河口「 シギ・チドリ探鳥会」
4月16日、鼠蔵町の球磨川河口で「
シギ・チドリ探鳥会」が行われ、家族連れなど約30人が参加しました。
地域の自然環境を守るためには、地域の自然について研究・理解するだけでなく、住民と連携し協働することが重要で、熊本大学では、平成28年度から市民講座「八代まるごと自然体験」を開催しています。この講座では、従来、各団体が個々に行っていた活動を結びつけ、同大学が培ってきた研究成果を市民講座で生かすことで、より効果的に地域の自然環境を守り、充実した環境教育につなげています。今年度の市民講座は、八代地域で14回開催される予定で、今回は日本野鳥の会熊本県支部と八代野鳥愛好会の主催で行われました。
参加者たちは、事前にやつしろハーモニーホールで球磨川河口の鳥たちの生態や干潟の大切さを学習した後、現地で地球を旅する渡り鳥シギやチドリたちが、休憩し餌を採る姿を観察しました。
熊本市から参加した原田 英祐さん（尾ノ上小5年）は、「めったに観ることができない絶滅危惧種の鳥たちを間近で観れて感動しました」と話しました。
▲渡り鳥を双眼鏡で覗き込む親子