無病息災を願う
印鑰神社春季大祭 鮒取り神事
4月7日、鏡ヶ池で鮒取り神事が行われ、多くの見物客が集まりました。
この祭りは、5世紀はじめに蘇我石川宿祢がこの地を訪れた際、村の若者たちが鏡ヶ池に飛び込み、鮒を手掴みで取って献上したことが由来であると云われ、800年以上の歴史を持つ伝統行事です。
太鼓の合図とともに締め込み姿の若者が池に飛び込み、鮒や鯉を手掴みしたり、池の泥を見物客に塗ると悲鳴や笑い声が飛び交いました。この泥を浴びると、無病息災に過ごせると伝えられているため、顔中泥だらけになった見物客もいました。
今年は鏡座と名付けられた物産展も同時に開催され、八代のおいしい食べ物とステージイベントを楽しみました。
魚を取る参加者たち
泥をかぶり、無病息災
おざや名所踊りを披露