災害への備え
千丁校区防災訓練
3月12日、千丁校区防災訓練が千丁公民館で実施され、地域住民ら約220人が訓練に参加ました。
これは、千丁校区自主防災会連絡協議会、同校区まちづくり協議会、市千丁支所の主催で行われたもので、一人一人が、災害に関する正しい知識と備えを持つなど、防災意識の向上を図るとともに、大規模災害発生時の初期対応ができるよう、訓練をとおして身につけることを目的としています。
まず、鏡消防署署員による自主防災の重要性についての講議があり、避難所設営には男女両方のリーダーが欠かせないことや、女性や高齢者などに配慮した専用スペースを確保すべきなど、男女共同参画の必要性について話がありました。
その後、町内ごとのグループに分かれて搬送訓練や避難所開設訓練、炊き出し訓練なども行われました。
今回の訓練では、熊本労災看護専門学校生によるバイタルチェックもあり、訓練参加者は、自分の健康状態を再確認していました。
また、中西製作所から寄贈された災害用移動式煮炊き釜が初めて使用され、参加者全員分の豚汁を一度に作ることができ、便利さを実感していました。
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住民の協力が不可欠なバケツリレーによる消火訓練
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竹と毛布を使った搬送訓練
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看護専門学校生によるバイタルチェック
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移動式煮炊き釜を使った炊き出し訓練