「鏡オイスター」八代から世界へ
香港へ初出荷
2月16日、鏡オイスターハウスから香港のレストランに向けて、鏡オイスター(八代産養殖マガキ)が輸出されることになり、出荷式が開催されました。海外への出荷は今回が初めてで、生産者は立派に育ったマガキを丁寧に箱詰めしました。
香港のレストラン2店舗では、2月20日から4月30日まで「熊本フェア」が開催され、鏡オイスターも熊本の食材として提供されることになっています。今回の初出荷は50kgで、同フェア期間中の消費に応じて順次出荷し、合計1トンの出荷量を目指しています。
鏡町漁業協同組合の松藤章吾さんは、「輸出したいという気持ちは前からあったので、輸出できて本当に良かった。香港を皮切りにアメリカやヨーロッパに向けての出荷も考えていきたい」と抱負を語りました。
鏡オイスターは小ぶりですが身が詰まっているため、国内外で人気が高まり、今回の輸出につながりました。この鏡オイスターは、鏡町にあるオイスターハウスで3月末まで食べることができます。
▲海外への初出荷に向けて箱詰め作業をする生産者