資源循環型社会について考える
もったいなか講演会・シンポジウム
1月22日、やつしろハーモニーホールでもったいなか講演会・シンポジウムが開催され、約60人が参加しました。
これは、環境問題やごみ問題、食育に取り組んでいる九州各地の人々の実働を知ることで、もったいない精神がゴミの減量やリサイクルなど資源循環型活動に繋がるということを理解し、各人の暮らしに活かすきっかけづくりにしてほしいと、「次世代のためにがんばろ会」が主催したものです。
講演会では、「大地といのちの会」の吉田俊道さんが講演。生ごみや雑草を使って菌だらけの土を作り、病害虫が来ない元気いっぱいの野菜を作る「菌ちゃん野菜作り」について、また、その菌ちゃん野菜を食べることによって免疫力などを上げる「菌ちゃん人間作り」の取り組みについて話しました。
その後、行われたシンポジウムでは、熊本大学教授の宮瀬美津子さんをコーディネーターに、九州各地で環境問題やごみ問題、食育に取り組んでいる5人の登壇者が「自然共生型の循環型社会を目指して」という題でそれぞれの意見を述べました。また、観客からの質問もあり、活発な意見交換が行われました。
参加した西村絹子さん(通町)は「環境や生ごみを利用する土作りについて興味があったので参加して良かった」と話しました。
保育園での取り組みを語る吉田俊道さん
右からパネリストの宮北隆志さん、吉田俊道さん、波多野毅さん、谷口徹さん、内田英雄さん