緊急災害時に活用して
防災向けプロパンガス発電機受贈式
八代市プロパンガス協同組合から「防災向けプロパンガス発電機」が市に寄贈されることになり、9月28日、同組合員5人が市役所鏡支所を訪れ、中村博生市長に同発電機1台を寄贈しました。同組合からは4台目の寄贈となります。
プロパンガスは、都市ガスや系統電力に比べ、災害時にも早期の復旧が可能なエネルギーで、家庭で使用しているプロパンガスを燃料として使用することから、発電機のための燃料や専用LPガス容器を備えておく必要がなく、燃油系燃料の発電機と比べると燃料のメンテナンスも不要です。
今回の発電機は、災害時における救護所の1つである市保健センターに設置し、災害発生時における迅速な応急対応に役立てます。
はじめに、同協同組合の伊藤利昭理事(城南プロパンガス商会代表取締役社長)が中村市長に目録を贈呈。中村市長からは感謝状が手渡されました。中村市長は「地震に関しては予測がつかないが、緊急時には活用させていただきたい」とお礼。伊藤理事は「いざという時に使用して、災害時に活用できることを実証してほしい」と語りました。
※防災向けプロパンガス発電機設置場所
築添団地、高島団地、太田郷公民館、市保健センター
受贈式に訪れた関係者ら。右から3番目が伊藤利昭理事
質量も軽いプロパンガス発電機。照明や通信機器など必要最小限のライフラインを1台で確保できる