独特な振りを披露
ふるさと祭り植柳盆踊り
8月14日、植柳小学校グラウンドにおいて、「第31回ふるさと祭り植柳盆踊り」が開かれました。
アユのつかみどりや八代白百合学園高校吹奏楽部の演奏などがあり、辺りが暗くなってきた午後8時前ぐらいから、国選択無形民俗文化財「植柳の盆踊」が開始。
口説き手と呼ばれる歌い手の声と「ちょいちょい」「ヨイヤサー」などと合いの手を入れながら、同盆踊り保存会のメンバーが扮する黒頭巾に白装束姿の踊り手が、体の前で手を交差させて仰向けに反り返り指先を変化させる独特の振りを地元住民ら約1000人の前で披露しました。
この盆踊りは江戸時代から約400年間続くとされ、楽器を使わず歌に合わせて輪を作って踊り、衣装は若い男女の心中姿とされ「亡者踊り」とも呼ばれています。
例年、植柳の「ふるさと祭り」で披露されており、住民らは先祖供養の盆踊りを楽しみにしています。
▲後ろに反り返る独特の踊り