12月9日、総合体育館で「新市誕生10周年記念 大相撲八代場所」が開催され、21年ぶりに生で見る力士の迫力に市内外からの観客約3300人が息を呑(の)みました。
取組は序二段から幕内までの54番が行われ、三段目九十二枚目の宮内祐希さん(八代四中出身)が土俵に上がるとひときわ大きな歓声と拍手が会場を包み込み、地元の声援に押されて見事に白星を挙げました。一方、幕下三十六枚目の水田健斗さん(八代四中出身)はけがで巡業に参加できず残念がる声も聞かれました。
また、「八千把クラブ」所属の小中学生14人と力士による「子供の稽古(けいこ)」では、軽々と持ち上げられてしまい振り回される子どもや上手く回り込んで力士を押し出してしまう子どもなどで場内は大いに盛り上がりました。八千把小5年の藤元康生(こうせい)君は「力士はすごく大きかった。いつか勝てるようになりたい」と目を輝かせました。
鶴竜、白鵬、日馬富士の三横綱揃い踏みという豪華な八代場所は、市民に大きな思い出を残してくれました。
▲宮内の力押しに会場も沸いた
▲力士の圧倒的強さ
▲三横綱揃い踏み 神聖な綱には触れません