「八代妙見祭」のメイン行事である「お上り」が11月23日に行われ、神幸行列が塩屋八幡宮を出発点として八代神社まで道のり約6kmを練り歩きました。
同祭りは、九州南部を代表する祭礼行事として380年間続いており、妙見神が海を渡る際に乗ってきたとされる亀蛇や獅子舞、楼閣型の華麗な笠鉾など、40の出し物が晩秋の秋を彩りました。
塩屋八幡宮を出発した行列は、やつしろハーモニーホールや八代駅前を経由し、八代神社へ向け進行。砥崎河原では多くの観衆が見守る中、獅子から順に演舞を披露しました。また、亀蛇の演舞や飾馬が河原を駆けると、観客から大きな歓声が送られ、会場は盛り上がりました。
神幸行事の「お上り」は国指定重要無形民俗文化財に指定されており、2016年にユネスコの無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」への登録を目指しています。