11月6日、晩白柚(ばんぺいゆ)の収穫がスタートしました。先陣を切って届けられるのは加温ハウスで丹精に育てたものです。今年は春先の低温や8月の台風15号の影響で数量こそ減少しているものの、その後、天候に恵まれたこともあり、酸味も抜け、糖度も11%程で甘く、直ぐにでも食べられるとのことでした。
収穫後は、色付けのために別棟のハウスに並べられます。約1週間後の11月中旬には出荷され、県内の百貨店を中心に、関東や関西、北は東北の仙台でもお目見えします。
生産者の佐竹勝則さん(奈良木町)は「今年は特に、色艶もよく、表面もきれいで味もよく、娘を嫁がせるようなものです」と出荷を楽しみにしていました。
この後は、通常のハウスもの、露地ものと続き、年明けの3月頃まで味わうことができます。
▲ 生産者の佐竹勝則さん
▲ 色付けのために別棟ハウスへ