10月29日、八代港外港(新港町4丁目)で「城南ブロック消防本部水難救助隊合同訓練」が行われ、城南地区の消防本部(人吉下球磨・水俣芦北・上球磨・八代)が参加し、潜水隊員や支援員など約40人が訓練に励みました。
同訓練は、海難事故が発生した際の消防本部同士の連携強化や海域における潜水隊員の捜索技術の習熟を目的に、毎年行われています。
はじめに、城南ブロック消防本部協議会会長の寺本光弘(八代広域行政事務組合)消防長が、「今回の訓練を通して何か一つでも得るものがあれば」とあいさつ。その後、泳力強化や捜索訓練、津波・大規模風水害対策車取扱い訓練が行われました。海域から救助者を引き上げる訓練では、隊員がフローティング担架を使い救助。救助者を担架に乗せベルトで固定すると、水難救助専用車両のクレーンを使って担架を引き上げ救出しました。
同訓練は、八代と水俣の海域で交互に行っており、来年は水俣で行われます。
▲泳力強化に100m水面移動
▲フローティング担架に乗せ救助者をベルトで固定し救出