12月18日、八代市環境審議会の藤野和徳(かずのり)会長と田中善典(よしのり)副会長が市役所を訪れ「八代市環境基本計画の改定に係る答申書」を中村博生市長に提出しました。
八代市環境基本計画は、市の望ましい地域環境の姿を明らかにし、これを実現するための方針と取り組むべき具体的施策を示し、市民・事業者と市が配慮するべき事項を定めたものです。計画期間は平成21年度から30年度までの10年間で、平成21年2月に策定されましたが、八代市を取り巻く社会環境の変化や科学的知見の進展を踏まえて、基本計画改定を市が行うことになりました。
改定案について諮問を受けた専門家や関係者、市民代表の10人からなる八代市環境審議会が答申書をまとめました。主な見直し事項は、①全線開業により新たに生じた九州新幹線騒音・振動問題②PM2.5の影響③ごみ非常事態宣言と環境センター建設④各資料を最新のデータに書き換えの4点です。改定された八代市環境基本計画は平成27年3月末までに公表される予定です。
藤野会長は「八代の良いところを残しつつ持続可能な発展を目指してほしい」と語り、中村市長は「市民が八代の環境は良いと実感できるよう、なお一層取り組んでいきます」と答えました。
▲八代環境審議会の藤野会長(右)から中村市長に答申書が手渡されました