12月3日、中九州短大調理実習室で不知火地区漁業士会「おさかな漁師教室」が開催され、約70人の短大生が魚をさばくことに挑戦しました。
これは宇城市から水俣市までの不知火海沿海の14漁協に所属する漁業士23人で構成される「不知火地区漁業士会」が、「魚を好きになってもっとたくさん食べてもらいたい」という思いから開いたものです。
最初に津奈木漁協の新立伸哉(しんだてしんや)さんがカンパチをさばくデモンストレーションを学生たちに披露しました。その後コノシロの3枚おろしやアシアカエビ(正式名:クマエビ)の下処理の仕方を説明し、6班に分かれて調理実習を行いました。実技では骨に身がたくさん残ってしまったりして男女の学生は悪戦苦闘していました。
幼児保育科2年の船津綾耶佳(あやか)さんは「魚を触るのも初めてです。さばくのは楽しいけど難しかった。でも将来的にはちゃんとやらないといけませんね」とコノシロをさばいた感想を語りました。
▲魚の種類の説明から始まりました
▲新立さんの見事な包丁さばき
▲おっかなびっくりの実技
▲コノシロが3枚におろされていく