10月26日、八代支援学校の児童や生徒などが、「人権の花運動」で育てた花の種子を紙風船に付けて飛ばしました。
この運動は法務省からの地方委託事業で、昭和57年度から全国で実施されています。配布された花の種子や球根などを子どもたちが協力しながら育てることで、生命の尊さを体感し、優しさや思いやりの心を育みます。
育てた花はヒマワリやアサガオなど6種類。4月に種子を植え毎日水やりや観察を続け、6月に満開の花を楽しみ、9月に種子を収穫しました。小学部の橋本結(はしもとゆい)さんと江渕(えぶち)朱(しゅ)理(り)さんは「色々な花が咲いて学校が明るくなった。みんなの花が咲いたときは本当に嬉しかった」と笑顔で喜びを語りました。
音楽に合わせ大空高く飛んでいく紙風船に子どもたちは「いってらっしゃい」と大きく手を振り、種子を拾った人が大事に育ててくれることを願いました。
▲大空高く飛んでいく紙風船