八代市議会議員と上天草市議会議員で構成する、八代・天草架橋建設促進市議会議員連盟主催による講演会が10月28日、八代ホワイトパレスで開催されました。
これは来年1月に完成予定の伊良部大橋(沖縄県宮古島市)を成功例として、当時、事業採択に携わった職員の生の声を聞くことで、今後の建設促進に向けた活動に生かすことを目的に開催されたもので、国・県議会議員をはじめ近隣市町村の首長や議員、民間期成会関係者など約80人が参加しました。
元沖縄県伊良部町役場企画室長で現在、宮古島市伊良部地域おこし研究所所長の仲間明典さんが「悲願の大橋 -不可能を可能にした男- 」と題して講演。昭和49年の架橋要請活動開始から100回以上の要請書提出や島民総参加の決起大会開催など、事業採択までの苦労や取り組みについて事例を挙げながら「行政と議会、住民が一致団結し、やる気と情熱を持って取り組み、執念とタイミングが大事」と話しました。
▲体験談を講演する仲間明典所長
▲熱心に聞き入る参加者