高島山の麓にある八代支援学校の校舎改築が平成23年度から進められ、25・26年度で校舎棟が完成したことから、10月26日に学校運動場の特設ステージで落成記念式典が行われました。
南側の新たな敷地に建てられた新校舎は、鉄筋コンクリート造りの2階建てで、延べ床面積が約2900平方メートル。普通教室(16室)や職員室などの管理諸室、家庭科室、相談室、会議室の他に、これまでなかった音楽室や図書室、3つの多目的ホールが設けられました。また重複学級には、多目的トイレやシャワー室が併設されました。高台にある体育館や耐震改修中の高等部校舎とは、新校舎の2階から勾配のない渡り廊下で結ばれる予定です。
式典では、在校生を代表して高等部の村井謙仁(けんと)くんが「明るく広い新校舎には、これまでになかった教室もできました。学習に取り組みやすい環境を整えていただき、ありがとうございます」とお礼の言葉を述べました。
式典後には、新校舎の落成を記念した「秋まつり」が行われ、生徒が製作した陶器や木工品、アクセサリー、収穫したさつまいもなどの販売や、劇・合唱・ダンスなどのステージ発表などで賑わいました。
▲完成した新校舎。外構などは今年度中に完成予定
▲落成記念式典でお礼を述べる村井謙仁くん
▲自分たちで製作した木工品を販売する生徒たち
▲自分たちで製作した革製品を販売する生徒たち