自分たちのまちは自分たちで守る　代陽校区住民参加型防災訓練

　10月26日、代陽小学校体育館で代陽校区住民参加型防災訓練が行われ、校区住民ら約２００人が参加しました。

　これは、災害時に地域住民自らが適切な初動活動を行うことができることを目指して、市と代陽校区住民自治推進協議会が開催したものです。この住民参加型防災訓練は平成14年度に始まり、毎年２～３校区ずつ実施されています。

　訓練は大規模災害が発生したとの想定で、町内放送が行われました。住民らは徒歩や自転車で同校体育館に避難し、避難者名簿に名前や町名などの記入を行いました。その後、救急救命訓練としてAED操作訓練や毛布と長い棒を利用して担架を作る応急担架訓練、火災時の煙の状態を再現した濃煙体験訓練、水消火器を使用した消火器取扱い訓練などが行われました。参加者からは「AEDはどんなところに置いてあるのか」「心臓マッサージはいつまでするのか」など質問があり、真剣な表情で取り組む姿が見られました。

　田浦妙子さん（本町一丁目）と吉永久美代さん（横手町）は「毛布での担架の作り方を初めて知り、勉強になりました。町内単位でも訓練をすると、さらに防災意識が高まると思います」と話しました。