八代市立第四中学校出身の高校3年生2人が相撲部屋へ入門することになり、12月11日、それぞれの親方とともに市役所の中村博生市長へ報告に訪れました。2人は四中3年だった平成22年に、全国中学校相撲選手権大会で団体優勝したときの主力メンバー。
鳥取県の鳥取城北高校相撲部キャプテンの水田健斗君は貴乃花部屋へ、文徳高校相撲部の宮内祐希君は尾上(おのえ)部屋へ入門します。水田君は身長177㌢、体重138kg。小学5年から相撲をはじめ、高校では5つの全国大会で団体優勝を果たしました。宮内君は170㌢、160kg。小学2年から相撲をはじめ、高校でも全国大会で活躍しました。
八代城跡の相撲場で練習する中学2年生の水田君を初めて見たという貴乃花親方は「後姿がよかった。勢いがあり、光るものがあった」。今年、母校の文徳高校相撲部を訪ね宮内君に初めて会ったという尾上親方(元小結濱ノ嶋)は「ビビッときました」とそれぞれ第一印象を語りました。
中村市長は「親方に鍛えていただき、1年でも早く入幕できるよう頑張ってほしい」と激励。2人は「感謝を忘れず、いい関取になれるよう頑張りたい」と抱負を語りました。12月25日に新弟子検査を受け、年明けの初場所(前相撲)でデビュー。3月場所は序の口で土俵に上がります。
▲左から尾上親方、宮内祐希君、水田健斗君、貴乃花親方、中村市長
▲水田健斗君の第一印象などを語る貴乃花親方
▲中村市長へ抱負を語る宮内祐希君。左は尾上親方