「農業高校生の甲子園」と呼ばれる第64回日本学校農業クラブ全国大会に出場し、優秀賞を受賞した八代農業高等学校の生徒8人が、11月22日、市役所を訪れ市長に受賞報告をしました。
全国大会は農業鑑定競技会と平板測量競技会があり、筆記試験の結果により順位が決定します。農業鑑定競技は、実物や資料を見て、植物の性質や器具の使い方などを回答する競技。平板測量競技とは、平板による境界線測量や三斜法・三辺法により面積測定をする競技です。10月22日から24日まで行われた大会には全国から332校、1,864人が出場し、実習で培った知識やスキルの成果を競いました。八代農業高等学校は、農業鑑定競技会で5人、平板測量競技会では3人が優秀賞を受賞しました。
農業鑑定競技会で優秀賞を受賞した田村富夢くん(3年)は、「水やりや除草など、毎日植物と接し観察してきた成果が出た。植物の少しの変化を見抜けるようになったことが大きい」と述べました。
▲受賞報告に訪れた生徒たちと中村市長