笠鉾奉納町内で一斉に行われる妙見祭の笠鉾組み立てを、妙見祭案内方の説明を聞きながら見学して回る「笠鉾組み立て、見てさるくツアー」が11月17日に行われ、26人が参加しました。
これは、永年にわたり継承されてきた技術とその価値を知り、妙見祭をより深く理解してもらおうと市が企画したもので、今年で4回目。この日は、9基あるうちの5基を見て回りました。
笠鉾は、釘を1本も使うことなく、また、各部材を決められた場所にはめ込まないと完成できないしくみです。各町内の組み手が200程の部材を一つ一つ確認しながら組み立てていく様子を、参加者は近くまで歩み寄って細部まで観察していました。
参加した湯治尚紀くん(松江町)は、「工作が好きなので、勉強になった」と話しました。
▲商店主らが組み立てる
▲部品の説明を受ける参加者
▲蘇鉄の葉は本物を使用