「地域のつながりの大切さ」をテーマに ふれあいフェスタ

　11月16日、やつしろハーモニーホールで「八代市ふれあいフェスタ」が行われました。市内の福祉団体や福祉施設の活動を市民に広く知ってもらおうと、平成15年から毎年行われています。

　多目的ホールでは、福祉団体・施設の活動紹介や会員・利用者による作品が展示され、来場者は見入ったり説明を聴いたりしながら、あちこちで会話を弾ませていました。

　市民ホールでは、オープニングに鏡保育園児の元気な和太鼓演奏、校区福祉協議会で10年以上役員を続けている人などの福祉功労者（6人）や「ひとり金婚」（41人）の表彰、ふれあい音楽発表会が行われました。

　今年の福祉講演会は、キャスターの宮川俊二さんが「地域のつながりの大切さ　キャスターの目から見た地域おこし」と題して講演。徳島県産の椎茸「ちいたけ」や愛媛県宇和島産のブラッドオレンジなど、ブランド化の成功に手助けした経験などを紹介しながら、「情報化のために角度を付けること」「他のどこにもないものを見つけること」「○○しかない、おもてなし」などが地域おこしに大切と力説しました。

　3階には生活習慣病予防や筋力アップ、歯やこころの健康相談などのヘルスアップコーナーが設けられ、多目的広場には福祉団体・施設などによる食べ物などの出店があり賑わいました。