八代市シルバー人材センターが、「限界集落 げんき里村開拓事業として坂本町鶴喰地区で栽培している野菜の初めての収穫祭が12月10日、同地区の圃場で行われました。
限界集落とは、過疎化が進み人口の50%以上が65歳以上になった集落のこと。
この事業は、八代市シルバー人材センターが坂本町田上地域振興会とタイアップしながら同地区にある耕作放棄地を開墾し、安全、安心な路地野菜を栽培から販売まで行い、地域の活性化を図ろうとするものです。
昨年10月に、同センターの野菜班17人が約22aの土地に、7種類の野菜の種や苗の植え付けを行い、このうち白菜が収穫期を迎えたことから、このほどの収穫祭の運びとなりました。
松村梅雄班長は「みんなで集まって世間話をしながら楽しく野菜作りができました。これからも笑顔を絶やさず、生きがい作りとして新鮮な野菜作りを続けたい」と、話しました。
なお、泉町椎原地区では同センターの「落人伝承 平家味噌とmy味噌樽オーナー『庄屋どん事業』」が進んでおり、平成25年1月に初仕込みを予定しています。
▲約22㌃の土地に白菜約800株
▲りっぱな白菜が育ちました
▲私たちが野菜班