11月20日、市役所市長応接室で、平成24年度「やつしろ緑のカーテンコンテスト」入賞者の表彰式が行われました。
これは夏の省エネ・節電対策、また、地球温暖化対策の一つとして、誰もが簡単に、楽しみながら実践できる「緑のカーテン」を普及しようと、本年度初めて、ふるさと八代元気づくり応援基金を活用して行われました。
市民部門で最優秀賞に輝いた新町の森永ちづ子さんは、出来栄えや生ごみから作られた肥料を使用した点などが、審査会で高く評価されました。また、団体部門で最優秀賞に輝いた社会福祉法人 権現福祉会(向春苑)は、ネットはイ草のネットを再利用し、農家からもらった米ぬかや鶏糞などで土づくりを行い、防虫剤はニンニクやショウガ、唐辛子などの材料で作るなど、安全安心へのこだわりが評価されました。
福島市長は「日本のエネルギーの先はなかなか見えてこない。一つの先駆けになればと思う」と、話しました。
▲前列左から:中村小百合さん(塩屋町)、社会福祉法人 権限福祉会(介護老人保健施設 向春苑) 元島 覚事務長、福島市長、森永ちづ子さんの代理で森永秀志さん(新町)
後列左から:ヤマハ熊本プロダクツ㈱ 松岡友紀さん、YKKAP㈱九州事業所 高坂一臣さん、宮本慶儀さん(植柳元町)、高村吉宗さん(坂本町)、日奈久若竹保育園 古田順子園長
▲市民部門 最優秀賞 森永 ちづ子さん宅(新町)
・大きさ:幅6.4m(2ヶ所)
・見た目(育成状況)や生ごみから作った肥料を使用するなどの工夫が高く評価されました。
▲優秀賞 宮本 慶儀さん宅(植柳元町)
・大きさ:幅4m(2ヶ所)
・ツルがバランス良く伸びるよう摘花を行ったり、週に1回液肥や油粕を追肥するなどの工夫が高く評価されました。
▲高村 吉宗さん宅(坂本町)
・大きさ:幅5.5m(2ヶ所)
・緑のカーテンの見た目(育成状況)や根元に敷き藁を行うなどの工夫が高く評価されました。
▲中村小百合さん宅(塩屋町)
・大きさ:幅3.3m
・七夕には短冊をつけるなど、楽しみながら取り組んだ様子が高く評価されました。
▲団体部門 最優秀賞 社会福祉法人 権現福祉会(介護老人保健施設 向春苑)
・大きさ:幅18m
・緑のカーテンの効果の把握のほか、肥料や防虫剤などをすべて手作りで作成するなど、安心安全へのこだわりが高く評価されました。
▲優秀賞 日奈久若竹保育園
・大きさ:幅6.3m
・子ども達や地域の方々と楽しみながら取り組んだ様子が高く評価されました。
▲YKKAP株式会社九州事業所
・大きさ:幅147m(6ヶ所)
・スケールの大きさや見た目(育成状況)などが高く評価されました。
▲ヤマハ熊本プロダクツ株式会社
・大きさ:幅113m(4ヶ所)
・スケールの大きさや見た目(育成状況)、専用用地の確保や散水専用の雨水タンクの設置などの工夫が高く評価されました。