秀岳館高校が韓国の現一高校と提携

　秀岳館高等学校が、韓国慶尚北道亀尾(クミ)市の現一(ヒョンイル)高等学校との提携を結ぶことになり、6月6日、秀岳館高校の体育館で、提携協定書の調印式と交流会がありました。

　日本文化を学び、日本の高校生とふれあえる機会を探していた現一高校の張(チャン)昌鎔(チャンヨン)校長が、知人から紹介を受けたことをきっかけに、10年程前から現一高校の生徒が、毎年のように修学旅行で秀岳館高校を訪問、交流を続けてきました。

　この日、現一高校からは2年生375人と職員13人が来校。調印式を終えた張校長は、「学校を上げて歓待していただき、うれしい。両校の交流を深め、世界をリードできる人材の育成に努めたい。秀岳館高校は多様な部活動で才能を磨いており、今後は、部活動での交流を進めたい」。また、秀岳館高校の中川静也校長は、「5年ほど前に現一高校を訪問したとき、学校の雰囲気が本校に似ていると感じた。同じ私学で、努力や知恵、心配りに力を入れた生徒指導が行われている。お隣の国ということもあり、うれしい。生徒たちの国際化にもつなげたい」と抱負を語りました。

　交流会では、秀岳館高校生による書道パフォーマンスやダンス、日本舞踊の披露、吹奏楽や雅太鼓の演奏があり、現一高校生のダンス披露も飛び出して、大いに盛り上がりました。