11月に東京で行われた「高校生ものづくりコンテスト全国大会」の木材加工部門で優勝した泉町樅木の黒木大樹君(球磨工業高等学校3年)が12月22日、市役所本庁を訪れ、市長へ報告しました。
このコンテストは全国工業高等学校長協会主催で、自動車整備や測量など7部門に分かれて技術を競い合う大会で、第11回となる今回は予選を勝ち抜いた約90人の高校生が出場しました。
黒木君は、木材加工部門に出場し、木造小屋の一部分を作るという課題で墨付け、加工、組立てを行い、その加工技術、道具や材料の扱い、姿勢などが高く評価されました。
大工の祖父にあこがれ、小6の頃から進む道を決めていたという黒木君は、「大会当日は普段のペースで作業ができ、持っている力を十分に発揮できた。優勝という願いが叶ってうれしい」と喜びを語りました。
卒業後は、宮大工の仕事ができる大阪府の会社に就職が内定しているとのことです。
▲賞状とメダルを手にする黒木大樹君
▲大会当日、集中して作業中
▲大会で仕上げた木造小屋の一部を披露