外国について学ぶための学習会「おしえて青年海外協力隊」が11月28日、松高小学校で行われました。
これは、市内小中学校の子どもたちに、開発途上国に対する興味や国際理解を深めてもらおうと、市が昨年から行っているものです。
この日は、二人の青年海外協力隊経験者を講師に招き、松高小学校6年生の児童約150人が外国の言葉や文化などについて学びました。
講師の竹田麻美さんは、小学校教諭としてマーシャル諸島に赴任し、9月に帰国したばかり。2年間の赴任経験を基に、言葉や風土、同じ世代の子どもたちの様子など、ユーモアたっぷりに講演しました。
また、パプアニューギニアで観光業の指揮に当たった経験を持つ木下俊和さんは、「世界がもし松高小学校の体育館だったら」と題し、床にひもで大きな世界地図を描き、子どもたちを住民に見立て、役割カードを使いながら国の違いなどについて分かりやすく説明をしました。
子どもたちは「サメはいますか」「日本語は通じるのですか」など素朴な疑問をぶつけながら、未知の世界へ興味を深めた様子でした。
▲マーシャル諸島で小学校の先生を2年間されていた竹田 麻美さんと質問をする子どもたち
▲「青年海外協力隊」って何ですか?
▲体育館にひもで世界地図を描き、自分の生まれた日本を確認したり、カードに書いてある国を捜し他国の違いを勉強した
▲世界についての4択の問題を木下俊和さんが出題し、みんなで解きあった